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パナマの先住民クナ族の衣装と意匠

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エリザベス・ハンスコレクション

パナマの先住民クナ族の衣装と意匠

 2018・9・8~10・21

 たばこと塩の博物館 2階特別展示室


 南北アメリカ大陸をつなぐ地峡部に位置するパナマ共和国では、クナ族という先住民が独自の生活様式を守りながら暮らしています。
 「モラ」は、元々クナ語で、クナ族の女性が身につけている民族衣装のブラウスのことを意味します。かぶって着るブラウスの全面と背面の2枚の身ごろには、多重アップリケの手法で、様々な意匠がカラフルに刺繍されています。今では、刺繍そのものも、モラと呼ばれるようになり、欧米を中心にモラを収集している博物館も多くあります。
 1962年から77年にかけてパナマ滞在した、アメリカ人のエリザベス・ハンス氏(1924-1993)は、クナ族との交流を通してモラを収集し、一大コレクションを築きました。今回は、同コレクションより、日本初公開のものも含め、動物や植物をモチーフにしたモラを中心に70点ほどを展示いたします。独自の生活を続けるクナ族ならではのデザインや鮮やかな色合い、細かい縫い目など見どころは尽きません。日本ではなかなか目にする機会のない、貴重なモラの数々をお楽しみください。

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いっぷく

日本のアイヌもそうですが、先住民の文化が
こんにちにどう反映しているのか興味ありますね。
by いっぷく (2018-09-08 16:23) 

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