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上野 東照宮 3

前回からの上野東照宮の建物の紹介

★拝殿 慶安4年建築。明治40年国宝指定。間口7間、奥行3間で日光に次ぐ結構である。幣殿、本殿と共に銅板葺き屋根であり、日本には二つしかない。(中尊寺光堂)金色殿として有名である。三方の浜縁は総黒漆塗りである。天井は一尺桝目の格天井で、中央正面にある「東照宮」額は後水尾天皇真筆で純金である。壁画は狩野探幽の筆になるもので、桃山期の画風をほうふつとさせる華麗なものである。

★幣殿 慶安4年建築。明治40年国宝指定。将軍家の間で、長押上の松に鷹、鳳凰に牡丹の彫刻や、狩野派の壁画が名高い。

★本殿 慶安4年建築。明治40年国宝指定。内部は前後に格浅戸に依って敷切られ、後部は、金梨地の浜縁に巡らされた総金箔の社殿によって占められている。ここに家康公、吉宗公、寒松院、天海、僧正の御神体が安置されている。本宮を三所大権現と称していたのも、ここから起こっている。

★表参道大石鳥居 寛永10年、1633年酒井忠世建築奉納。昭和17年国宝指定。関東大震災の折にも微動だにしなかった程、基礎工事が完全であるというので、建築界の驚異の的となっているものである。

残りは後少しは次回まで


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